☆幻想窓☆
第14章 気持ち悪いオジサンのメイドになりました❤
「綺麗だろ?」
「はい…とても!」
みとれてしまって、その豪華な装飾に
目が止まる。
一点を見つめる瞳に変わっていった……。
目を離し、浅葱様の顔を見たとき…
欲情の目でこちらを見ていたのが分かる。
さりなは一瞬、ハッとなった……。
「どうした?さりな…そんな顔をして」
出会って3分4分、なぜ欲情の目で
見るんだー!
「い、いいえ…!なんでもっ」
「そうかそうか、ならいい。ぼくの部屋に
いこう」
浅葱はさりなの手を引っ張って
自分の部屋につれていく。
うー……なんだか強引だなっ
もう…力加減分かってよね。
階段を登ってすぐのところに浅葱の部屋が
あった。
「ここが、ぼくの部屋だよ」
ガチャと開けたその部屋を覗くと
さりなは驚いた。
「ひっ……!」
大人のオモチャが左端から右端まで
びっしりと並んでいる。
さりなはこのオモチャを知っている。
それは、スケベだから……!