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☆幻想窓☆

第4章 気持ち悪いお父さん

「詠美子…はぁ…はぁ…」

横向けで苦しそうにあたしを見つめる
お父さん。

「なぁに~?」

「詠美子は…どうしてそんなにエロいんだ」

「どうしてって…知らないわ」

顔真っ赤のお父さ…いや、親父には
内緒!

「隠し事は禁物だ─
愛しい詠美子…」

お父さんの太い人差し指であたしの
くちびるを横になぞる…

オトナのキスをした時点で
もう内緒がバレたねぇ。

「まぁダイタンにしただけ」

「何があった…詠美子
誰に教えてもらったんだ…
お前は処女なはず…なのになんで…
ディープキス…」

あぁ…
崩れたあたしの秘密…

「男子に教えてもらった
以上」

「そうか…男子はスケベだな
もちろんオレもだが」

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