☆幻想窓☆
第5章 ~いやし~
「み…見てないですよ」
顔は当然真っ赤
熱い瞳だなんて…理性ふっとぶじゃない
「その瞳はまるで誘惑しているかのよう
ぼく、まどわされちゃうとこだった…
杏珠ちゃんが可愛すぎて」
先生……
白月先生……
「え…わたし、そんな瞳をしていたんですね」
気づかなかった…ガビーン!
「うん、してたよ」
満面の笑顔で言った。
満面の笑顔はこどもらしさを感じた。
「もし…誘惑していたら…先生どうなっちゃうんだろう?」
かわいいからこんな質問を投げかけてみた
「襲うとこだったよ…?」
怪しいほほえみを浮かべた。
悪戯のはじまりの予感?なんてね。