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☆幻想窓☆

第9章 夕闇の踊り子


カツとカレーのルウが絡み合って
おいしい。

「おにいちゃん、さきにごちそうさま!」 
「うん、わかった」

妹は台所に向かった。

味わって食べるから遅くなるな…ふぅ。

***********

食べ終わったボクは台所に向かった。

「おいしかったー?」
台所で、調理していたお母さんが言った。
「うん、とても」

食べ終わったあとは、風呂に入った。

入ったその後は、宿題。


ボクは、自分の部屋にいく。
部屋は2階にある。

ガチャ

散らかっていない、荒れてもいないボクの
部屋。
なかなかきれいだ。

イスに座り
机に宿題を出す。

今日の宿題はプリント。
やった時……

集中力がググググン!とあがった。

書く手も進む。

……な…にこれ!?

何か魔術にかかったような感覚

「うん…?」
プリントを見たとき、答えがすべて
埋まっていた。

例の踊りを見てから何かおかしくなっている

運動場でいた時、縛られるような感覚
ごはんも美味しすぎるし…
集中力も…ハンパない


夕闇のなかで踊る月詠長霊歩の踊り──

あの踊りは何の効果が──?

彼女は…いったい何者!?

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