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第1章  ストーカー!?


「あいつさ優しいから…
断るのだってきっとすげー考えたと思う

相談なんてめったにしないんだ
小学校からのつきあいなのにさ」

ちょっとさみしそうなアツシ先輩…

本当に仲良しの友達なんだろうな…

「こんな関係ないヤツが出てきて
なに言ってんだって感じだろうけどさ

タケルが困って相談してきたってことは事実だからさ…

ちょっと考えてやってくんねぇ?」

すごく真剣に
まっすぐ私を見て
そう言うアツシ先輩に…

私は涙を流しながら
うなずくしか出来なかった

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