テキストサイズ

第1章  ストーカー!?


私はなかなか涙が止まらず…
手を口に当てて声を押し殺すしかできなくって…






「泣くなって」

アツシ先輩がそう言って
私の頭になにかを
バサッとかけた

びっくりして顔を上げたら目の前が真っ黒で
私があたふたしてたら

ちょっと笑った声がして…
「それ
いつでもいいから」

そう言って帰っていったみたいだった

ようやく頭にかかった物をとると…
アツシ先輩のパーカーで
泣いて腫れた顔…
隠して帰れた

ストーリーメニュー

TOPTOPへ