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第9章  夏休み突入


「どうしてここに?」

相変わらず首を傾けて聞くかわいらしい仕草

破壊力は健在ですね

「…私…ここでバイトしてて…」

どうしよう…
タケル先輩はなにも知らないのに

耳の奥
頭の奥?
警告が聞こえてくる

「タケル先輩に近づくな!!」
こだまする…

フラッシュバック
手が震えて止まらない

落ち着け!落ち着け!
タケル先輩はなにも関係ないんだから

「先輩達は迷惑してるんだよ!」

はぁ……はぁ……

目の前が暗くなってきた

どうしよう
どうしよう…

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