テキストサイズ

第9章  夏休み突入


「大丈夫?
顔色悪いよ?」

心配して近づいてくるタケル先輩

はぁ…はぁ…
どうしよう
息が苦しい…

胸を押さえる
心臓が馬鹿みたいに音をたてる
汗が吹き出す

こんなに重い症状久しぶりだ
いつもユウト先輩がいてくれたから…

どんどん視界が狭くなる
怖い…怖い…

とうとう足に力が入らなくなって膝から崩れ落ちた

はぁはぁはぁはぁ

もう前も見えない
音も聞こえなくなってきた…

ストーリーメニュー

TOPTOPへ