
光
第14章 作戦決行①
「タケルバージョンはね
タケルは某有名私立高校に受験するので
一生懸命勉強しているんです!」
あははっ
そんな場面を想像したら
なんかおかしくなってきた
ユウト先輩も笑いだして
2人で笑いあった
「アツシもタケルもすごく良い男なのにさ…
自覚が足りないっていうか
まったく回り気にならないっていうか…」
ふぅ〜
「ユウト先輩…ため息したら幸せ逃げちゃうんですよ?」
「本当に大変だったんだから
特にアツシはさぁ
女の子が苦手だし
適当だし
口悪いから誤解されやすいんだ」
あはは
そうですね
