
光
第17章 攻撃
するといつもは元気いっぱいのアツシ先輩が
急にシュンとして…
「信用とかじゃない
タケルが男前なのはオレにだって分かる
中身だって保証付きだ」
どうゆう保証なんだろう
えらくキッパリ言ったけど
「カナエは優しいから…
オレ…押し倒した位の勢いだったし
…自信ない」
最後はちっちゃい声で言った
ふわぁぁ!!
かわいい…!!
萌えーなの!?これ?
萌えー!!だよ!!
かわいすぎる!!
「すごくうれしいです
アツシ先輩にヤキモチやいてもらえて」
うれしすぎる
すごく幸せな気持ちだ
「押し倒されたかどうかはわからないけど
その前から…アツシ先輩のことずっと好きです」
気持ちが届くように笑顔で
アツシ先輩の目をきちんと見つめて
「ちゃんと言ったのに…
忘れちゃったんですか?
私は…あの夏の日の夕暮れから
心は捕らわれたまま…
ずっとアツシ先輩だけですよ?」
ニッコリと微笑んだ
感極まったアツシ先輩は
ガバッ!
本当に押し倒した
「なにやってんだ
人ん家で」
ボコッ
こめかみにヒット!
痛そう
ユウト先輩の鉄拳制裁が下った
