
光
第17章 攻撃
受付で聞くと今は経過がいいらしい
難なく面会できることになった
5階の奥の部屋、大部屋みたい
4人名前が書いてある
コンコン
ユウト先輩がノックする
「失礼します」
部屋の中に入ると
「あら…!?
アツシ君…タケル君?」
私達を見て声をかけてくれた女性
浴衣に素っぴんでも
お化粧したらさぞ華やかな美人なんだろうと分かる綺麗な人だ
「こんにちは
お久しぶりです」
タケル先輩は優しい笑顔で
「おばちゃん久しぶり!
具合はどう?」
アツシ先輩は元気な笑顔
「お見舞いに来てくれたの?
うれしいわ
まあ〜2人共大きくなって!」
目を細め微笑む
「そちらは?」
私は目があって慌て挨拶する
「はじめまして
橋野カナエといいます」
緊張していると
アツシ先輩が恥ずかしそうに
でもはっきりと
「オレの彼女」
と付け加える
紹介してもらった…
嬉しい…
