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第17章  攻撃


ユウト先輩は緊張の面持ちで

「お久しぶりです…
ユウトです
覚えていらっしゃいますか?」

するとトウコ先輩のお母さんは口を手で隠して
みるみる青ざめていく

「その節は…トウコがご迷惑おかけして…」
小さな消え入りそうな声

「いえ!
ご迷惑おかけしたのはこちらです
すみませんでした」
深々とお辞儀する
なんて紳士的な態度だろう…

「顔を上げてください

…今日は…どういったご用件で?」

トウコ先輩のお母さんは
なにかを悟ったみたいだ

「突然押し掛けてすみません
ですが…今日はお聞きしたい事があります

トウコさんは…何故こちらの中学に戻ってきたんですか?」
ユウト先輩はいきなり核心をつく

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