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第18章  反撃


すぐ隣にアツシ先輩がいる
「大丈夫か?」
私にだけ聞こえるような声で
心配してくれる…

「みんなが一緒だから
大丈夫です」
心からの気持ち
信頼できる人と一緒って…

こんなに心強い

「そっか」
そう言って笑うアツシ先輩の顔
タケル先輩…ユウト先輩…

見守ってくれる
それが伝わる
胸が暖かい

「じゃあ…行こう」

3人の背中を私は追いかける

客間の前で振り返ったユウト先輩は
ちょっといたずらっ子みたい

「反撃開始♪」

そんなこと言った

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