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第18章  反撃


画面を確認しながら読み上げる

「えーっと?
ヤザキさん?」

4人の中の男の人、細くて目がきつい…背が高い人
ビクッ
名前を呼ばれて驚いてる

「なんで俺の名前…」
呟き位の小さい声

「好きになった女子がアツシのファンで
告白するも玉砕
その女子はアツシに振られた
アツシが嫌いと周りに言っていたみたいだね?」

それを聞いたとたんに顔を真っ赤にして怒りだす

「探偵か何かに調べさせたのか!?
人の過去ほじくりだして楽しいのかっ!」

ユウト先輩は冷ややかな表情を崩さない

「半分正解、半分不正解
調べさせたのは当たってるよ
ご名答!

ただ…君達を調べて何か特がある?

僕が調べたのは

昨日、インターネットに
あちこち書き込みした
個人情報保護法の違反者」

えっ!?
驚く私は自分の口を押さえた

サーっと青ざめる取り巻きの4人

「なんの話?」
トウコ先輩は全く顔色を変えない

対照的だ

「この情報もその違反者の掲示板に書き込みしたものだから
さかのぼっただけ
個人情報を書き込みする前のね」

鋭い視線がどぶ

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