
光
第18章 反撃
「さて?
お次は?
サノさん?」
ビクッ!
さっき私が指さした
あの夜、私を呼び止めた人
「えーっと
大好きな彼氏にしつこくつきまとう女の子が邪魔!?
彼氏いるんだ?」
意地悪な顔
ユウト先輩…怖いよ笑顔が
「やめてっ!!」
とうとうユウト先輩の携帯を取り上げようとする
サノ先輩
「別にいいよ?
パソコンにも同じメールきてるし…
もう…警察にも届けたから
それ削除したところでなにも変わらないから」
逆に携帯を差し出した
すると力なくその場に崩れ落ちたサノ先輩
「なんでそんなこと調べられるの…?」
小さい声で聞く
「そりゃ〜
調べてもらったのは探偵じゃなくて現役の警察官」
ニッコリ笑う
「知らなかった?
僕…3人兄弟の末っ子なんだよね
次男は警察官なんだ♪」
ニッコリ笑う目が怖いって
