テキストサイズ

DAYS

第40章 ホント ノ ホント M×N




N side



心臓がうるさいほど跳ねる。

顔は火が出るんじゃないかってほど
熱くなってて、全身から汗が噴き出す。


潤くんが見てる。

それだけでも、狂おしいほどの快感が
俺の体を襲う。


知らなかった。

自分がこんなにもイヤらしい奴だったなんて。



潤くんの俺を見る瞳が変わった。

さっきまではずっと、どこか遠慮気味
だったのに、今では俺を射抜くんではないか
と思うほど、鋭い瞳。

もうさっきからずっとゾクゾクが止まらない。


イけよ、なんて潤くんの声が
耳元で響く。

熱い瞳が俺を見てる。

密着してる肌から熱が伝わる。

我慢なんて出来るはずないよ。


「あ、もぅダメにゃぁっ。」
「見せて。和の可愛い顔。」


イけよって言った時みたいな
強い口調とは打って変わって、

体の芯まで溶かされそうな声。


「にゃっ、ああああっ。」


とっくに限界を迎えていた俺のモノから
勢いよく、白濁液が飛び出した。

久しぶりの快感に、体の震えが止まらない。


「いっぱい出したね。

気持ちよかった?」
「気持ちよかった…。」
「自分の指突っ込んで掻き混ぜて、
イった和、最高に可愛かったよ。」
「も、やだぁ。」


1度熱を吐き出して、少し冷静になると
途端にまた羞恥に襲われる。

視界がボヤけてきて、涙まで出てきた。


「もうにゃんって言ってくれないの?」
「だって恥ずかし…。」

「言えるよね?」


有無を言わせぬ口調。

それにすら反応してる俺は、
やっぱりどうしようもないマゾなのかな。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ