DAYS
第7章 crazy for you M×N
M side
蕾の周りをゆっくりと押して、
解かしていく。
「ん、ふ、はぁ。」
眉を下げて、艶めかしい息を吐きながら
和が俺を見てる。
さっき出したばかりなのに、
和のモノは半勃ちになってて。
…興奮してるのは俺だけじゃないでしょ?
「力抜いてね。」
「あ、ああっ。ふあっ。」
ふにゃふにゃに解けた入口に、
一本の指を侵入させると
少し体を強ばらせる和。
反り返る体を支えようと、慌てて手を
背中にまわすと、
「冷たっ。」
和の体はすっかり冷えきってて。
すぐに立ち上がって、和を抱えあげて
湯船の中に浸からせた。
「え、潤くん?」
「ごめん。寒かっただろ?」
冷えた体を温めるように、肩にお湯を
掛けつつ、ぎゅっと抱きしめる。
「あ…ありがと。」
「体、冷やしたらまた腰がー」
「大丈夫だよ。」
心配症だなぁ、って和が
俺を見て微笑んでる。
抱きしめた腕の中で、小さく丸まってる。
目の前のうなじに軽く吸い付けば、
「ん…擽ったいよ…。」
後ろに振り返ってる和と目が合う。
上気した頬。潤んだ目。
和の鎖骨に溜まった水が、
つーっと流れていく。
濡れた髪からはぽたぽたと
雫が零れ落ちていくのが見えた。
そんな和を目の前にしたら、
理性も軽くぶっ飛びそうになる。
これ以上耐えられる自信なんてない。
最後までやっちゃうと和の負担があるし。
「もう出よっか。」
和の手を引っ張って、出ようとすると
ぐいっと引っ張りこまれる。
「わっ、和?」
「……シテ。」
上目遣いに胸を鷲掴みにされた。
心臓がきゅーってなる。
俺、今日死んでも後悔しないかもしれない。
抱きついて、めちゃくちゃに抱きたくなる
衝動を何とか抑えてるのに。
ここ、外だし。
…やり始めたのは俺だけど。
もうすぐご飯の時間だし。
…やり始めたのは俺だけど。
「ここ外だから。後でにしよっか。」
「やだ。」
「ご飯の後じゃダメ?」
「…いっぱいしてくれる?」
小悪魔みたいな笑顔が俺を捉える。
「…覚悟しとけよ?」
耳元で囁けば、体を震わせて
「ふふ。…嬉しい。」
ずるいだろ、それは。