DAYS
第9章 World of … A×N
そんな状況で我慢することはおろか、
抵抗することすら不可能で。
「ん、ふぅぅ。んんんぅ。」
「ふふ。」
「やぁ、そこで笑っちゃ…んっ。んん!」
手で口を押さえても、もう止まらない。
「はぁ、んん、ふぁ…。」
「…っふ。その顔、和、やばい。」
一瞬だけ雅紀が、俺のモノから口を離した、
かと思えばまた口に含んで。
さっきよりも奥まで咥え込んでる。
先端を下で舐るように包まれ、
頬で全体を締め上げられて
喉の奥でも吸い上げるように締められてる。
雅紀の口内で、ぴくぴくしてる俺のモノ。
ガタガタと、ソファーがうるさく音を
立ててる。
「も、イっち…んぅ。ふ、はぁ。」
「ひひよ。」
「だから、喋っちゃ、やぁ、あぅ。」
もう限界だった。
裏筋を雅紀の舌が這っていくのが見えた。
雅紀と目が合った。
にやって、
憎たらしいくらいの笑顔で笑ってる。
そんなん見たら…。
背筋がぞわってして、足が痙攣してくる。
脳が快楽に堕ちて行く。
「ぅあ、ああっ。んぐっ。…!!」
体が跳ねて、手が口を押さえられなく
なると、突然雅紀の指が口の中に
突っ込まれた。
「んん、ふっ、ふぁぁ。…っ!」
「…っ。んん…。」
白濁液を、何度も雅紀の口の中に
吐き出した。
雅紀の口の端からは、飲みきれなかった
俺の液が、厭らしく垂れていってる。
でも、それを指で掬って舐める
雅紀の仕草の方が、何倍もエロかった。
「ん…。いっぱい出たね♡
溜まってたの?」
「うっさい。」
「もー、素直じゃないなぁ。」
まだ息の荒い俺を、ふんわりと
抱きしめながら言う。
「一人でもしなかったんだね。」
「それ以上言うなよ。」
「嬉しいなぁ。」
仕方ないじゃん。
雅紀だけが欲しいんだもん。
「雅紀に触れて欲しかったんだもん。」
「え?」
「雅紀に触れて欲しかったの!
雅紀だけがいいの!
一人で何か意味ないの!
分かったか、バカ…。」
恥ずかしくて仕方ない。
…あれ、反応なくない?
顔が紅いのは我慢して、顔を上げれば
俺以上に顔を紅くして、
泣きそうな顔をしてる雅紀。