
DAYS
第10章 ためらいは捨てて S×N
N side
「ふふ。我慢、してたの?」
俺の中心で主張してるソイツを
じっくり見ながら、翔が言う。
「や、違うっ。」
「えー?おかしいなぁ。
こんなに濡れてるのに?」
翔が舌を出すと、ゆっくりと
下から上へと舐め上げる。
その異様なほどの妖しさに、
「ああっ。」
いつもよりも、過剰に反応してしまう。
その違いを翔は目敏く見つけて、
「いつもより反応がいいね。」
「んんっ。は、あっ。あ。」
翔が口に咥えた、かと思うと
先端を強く吸い上げてくる。
「ぅあっ。は、あ、やっ。」
「可愛い…。」
気持ちいい。気持ちいいけど、
「も、ダメっ。イッちゃ…っ。」
翔が俺のを咥えてるこの光景も、
翔の口から与えられる刺激も、
俺のモノの裏筋を撫でる綺麗な指も、
俺だけを捕らえてるその瞳も、
意識が飛びそうなくらいやばい。
今日の俺、どうしちゃったの?
自分でも分かるくらい、
いつもよりも敏感になってる。
「女の子みたいだよ。」
くすって笑われて、
一気に体が熱くなった。
そんなことを言われたら、
意識しちゃうじゃん。
俺は男なのに、女で。
そのギャップと、翔からの快感で
頭の中が真っ白になりそう。
「あっ、あ、んんっ、はぁ。
ねぇ、翔。」
「んー?」
「あぅ。そこで喋っちゃ…。
もうイッちゃ、からぁ、離し…って。」
そう言うと、翔はあっさり口を離した。
いつもとは違う翔の行動に驚く。
「翔?」
「イく顔、見せてよ。」
「え、あ、ちょ。ああっ。」
俺のモノの先端を、親指で
くるくると回すように擦ってる。
さっきまでの強い刺激の感覚が
すぐに戻ってきて、
「あ、イッちゃ。」
「早いね。
じゃあ、これも食べてね。」
というと同時に、どこから出てきたのか
翔の手にはバイブ。
それにたっぷりとローションをつけると
「あれ、ここひくついてるね。
待ってるの?」
「やだ、違う、あっ…あああっ。」
入口を解かすように動いて、
決して中には入ってこない。
そんなんじゃ足りないよ。
「ね、ちょ…。だい」
