
DAYS
第11章 好きな時間 M×N S×O A×♡
S side
恋愛って、難しい。
相手が相手だし?
でも、それ以上に楽しんでる俺がいる。
昔は、自分が嫌いだった。
劣等感や、違和感の積み重ねで
自分が分からなくなってた。
だけど今は、自分に感謝してるよ。
隣にいる、愛おしい人と
出会ってくれたんだから。
「ずっと一緒にいような。」
笑ってくれる人がいてくれるから。
俺が笑わせ続けたいから。
O side
恋とか、愛とかってよく分かんない。
あんなの、理屈じゃ伝わんないじゃん?
でも、何となく分かるような気も
するんだよ。
翔くんと一緒にいるとね、
心がぽかぽかする。
もっと一緒にいたいなって思う。
恋愛って、いくら好きなところが
たくさんあったって、成り立たないんじゃ
ないか、って思う。
頭で恋愛なんて、出来ない。
心が決めなきゃ。
心が言ってるの。
「翔くん、大好きだよ。」って。
M side
どんなに格好いいセリフも、
どんなに格好いい立ち振る舞いも、
和の前じゃ何の意味もない。
表面だけで、出来るような恋愛なら
ここまで惚れてないんだろうな、きっと。
今まで、何度も喧嘩をしてきた。
些細なことばかりだった。
だけど、それまでも愛おしい。
だって、心があるから。
恋愛には、心がある。
好きが恋になって、
恋が愛になっても、心はある。
何百もの言葉よりも、
「愛してる。」
この言葉が、
和の心に響いてくれますように。
N side
いつだってオレは俺。
素直じゃないときも俺。
たまに素直になってもみるけど、
すぐにキャパを超えちゃう。
だけど潤くんは、
「やっぱりそのままの和がいいよ。」
そう言って、全部受け止めてくれる。
ありのままを愛してくれる。
裸の俺を愛してくれる。
飾らない君が好き。って、
真っ赤な顔をして言ってくれる君が好き。
A side
難しいことは分かんない。
だけど、好きってことは分かるから。
「好きだよ。」って。
誰よりも、あなたに素直でいたいな。
ね?ダーリン♡
