
DAYS
第13章 愛のままに わがままに N×M
「も、解いてよ…。」
「絶対やだ。」
もったいない、もったいない。
こんな絶景、見たことない。
「ごめんってば…。」
「ダーメ。潤は分かってないよ。
潤、可愛いから。
翔ちゃんが触りたくなるのも分かるし、
好きになるのも分かるけど。
でも、俺のだもん。」
こんな姿、見られるのは俺だけでしょ。
だからね、恥ずかしがってる潤も
全部愛おしい。
「今後気をつけるから。」
「絶対に自覚してないからダメ。」
「だからってー」
「だから。だから、体に教えたげる。」
M字開脚のまま、膝を折り曲げられて
縛られた脚。
腕は後ろに高く縛っておいた。
だって、潤のほうが力は強いし。
抵抗されちゃ困るんだもん。
こんな状況なのに、潤の中心のモノは
期待してるのを表すように、
だらだらと先走りの蜜を流しながら
そびえ立ってる。
それを掬いとるように、人さし指で
先端を軽く擦れば
「ぁふっ。」
自分の出した声に気がついたのか
すぐに顔が赤くなってる。
「勃ってるね。」
目を合わせてやれば、
「もう、やめようよ。」
って言ってるけど、
やめたくないでしょ?
でもしてあげない。
潤から言ってくれなきゃ。
「ここ、どうする?」
「…。」
「もー。ほんっとに頑固だなぁ。」
俺は手を伸ばして、ベッドサイドに
あったローションに手にとった。
まだ開けてない新品のやつね。
ボトルの蓋を開けて、とろっと
3本の指で絡めていく。
その様子を見て、潤が唾を飲む音が
聞こえた。
「あ、ここもうヒクヒクしてる。」
「ぅあ!」
指でそーっと蕾を撫でてやると、
びくっと体を跳ねさせてる。
指を一気に3本差し込んで、
液体を中に擦り込んでいく。
「あっ。和、いきなりっ。」
「欲しかったんでしょ?」
「んんっ。」
まだ言わないか。
いいよ、その内言いたくて、
イきたくて、仕方なくなるだろうし。
潤には言ってないけど、
このローションには媚薬が入ってる。
塗りこみ終わると、すぐに指を抜く。
何で?って顔してる潤。
すぐ分かるよ。
