DAYS
第17章 All I Want For Birthday Is M×A
俺の上で、がくんがくんと
揺れながら揺さぶられてる雅紀。
涙なのか、汗なのか。
雅紀から出る水滴は、
ダイヤモンドみたいに綺麗で。
だけど、ダイヤモンド何かより
ずっと価値がある。
俺だけのモノ、何だから。
雅紀の全部が、俺だけのモノ。
元気いっぱいな雅紀も、
妖艶で色気が溢れてる雅紀も、全部。
だけどさ!!
自覚、なさ過ぎでしょ。
「んんん。あっ、はぁ、じゅんっ。」
「俺以外のやつと、キスしちゃうなんて。」
「ごめん…ってばぁ、あっあっ。」
「ダーメ。今日はお仕置きだから。」
イってもイっても
終わらない。
終わらせない。
終わらせてやんない。
まだ足りない。
どれだけ貪っても、味わっても
もっと欲しくなるだけで。
「っぁ、ふ、ぁああ!っ。」
「ー…っ!」
何度目かの熱を吐き出した雅紀。
俺の腹の上には、雅紀の出した
白濁液が溜まってる。
「いっぱい出した…ねっ。」
「ひゃぅうっ。にゃ、あぅっ。」
にゃ、って…。
雅紀、それはやばい。
優しくしたいのに、出来なくなる。
…もう出来てないけどね。
「あ、あっ、も、ダメ…ぁっ。」
「うんっ。もう、これで、最後、ねっ。」
そう言って、萎えかけてる雅紀のモノに
手を伸ばす。
「…っあ、あっ、あっ。」
「っーっ。きっつ。」
俺のモノをきゅっきゅっと
締め付けてくる。
それは、まるで俺を離さないって
言ってるみたいで堪んない。
そんなところにまで
すっかりトリコになってる。
「…っ、ああっ、…。はっ。」
声も上げられないまま、
達した雅紀。
体を支えられなくなって、
俺の方へと倒れてくる。
「は、はぁ。んんっ…。」
「俺、もうちょっと、だからっ
付き合ってね…っ。」
雅紀の体をぎゅっと抱きしめて、
奥まで届くように腰を突き上げる。
「…っぁ。」
ありったけの愛を、雅紀の中に注ぐ。
息の荒い雅紀を、しっかりと
抱きしめる。
「雅紀。
…あ。」
意識、飛ばしてる。
しまった。
やりすぎちゃったなぁ…。