DAYS
第3章 心の中と頭の中 N×O
N side
やっちゃった…。
「やり過ぎちゃったな…。」
俺の隣で意識を飛ばしている智をみて、
反省してる。
久しぶりだったのに…。
仕事で疲れてたのに…。
今日の智、やばかった。
あんなに甘えてくるのなんて珍しくて。
「全然止まんなかった…。って、中に
出しちゃったし。早く出さないと
カピカピになっちゃうっ…。」
ついさっき出たばかりのお風呂場まで
直行して、お湯を張る。
寝室に戻ると、
「まだ起きてないか。…ごめんね。」
その華奢な体を持ち上げて、お風呂場へと
向かった。
シャワーで簡単に智の体を洗い流して、
蕾の中にも指を入れて掻き出す。
さっきまで俺を受け入れていたソコは、
…柔らかくて。
あ、やば。また反応しちゃうそう…。
何とか邪念を押しのけて
素早く作業を行う。
「ん…っあっ。」
声が聞こえたから、起きたのかな?って思って
智の顔を見たら、
「寝てるんかい。」
少し眉を寄せて、甘い声を漏らす智。
やっぱり綺麗で、それでいてエロくて。
可愛い。
智の体を綺麗にすると、
智を抱えあげて一緒に湯船に浸かる。
その間も智が起きることはなくて。
ーよっぽど疲れてたんだな…。
今度はのぼせないうちに早めに出て、
体をバスタオルで拭き上げると
下着を履かせてスウェットを着せる。
自分も服を着て、智を寝室に運んだ。
「まだ起きないかぁ。」
スヤスヤと智。
少し開いた口の隙間から、涎が垂れてる。
そんなとこが子供っぽくて。
ーどっちが年上か分かんないね(笑)
起きてほしくて、顔中にキスを落とすけど、
全起きない。
それどころか、
気持ちよさそうに、
幸せそうに寝てる智を見てると、
何だかこっちまで眠くなってきて。
智の隣に体を滑り込ませると、
智を自分の胸に抱いて、
「おやすみ。」
と一言だけ言うと、すぐに眠りについた。