DAYS
第25章 with YOU M×N
もう我慢なんて出来なくて。
そんな瞳に、崩れない理性なんて
ある?
ないでしょ。
「ちょ、潤!?」
「ちょっと黙ってて。」
和をひょいっと持ち上げて、
抱き上げる。
じたばたと暴れる和に少し強めに言えば、
すぐにしゅん、と静かになる。
こういうところは、結構素直だよね。
そんなギャップに弱いんだけど。
俺の首に腕を回して、
ぷるぷるとしがみついてる。
1つひとつが可愛いんだよ…。
普段は結構毒はいてるのに。
あんなに可愛くなっちゃうんだもん。
どれだけ触れ合っても、
足りることなんてない。
ずっとずっと和が欲しい。
寝室のドアを開けようとすると、
このあとの俺の行動が分かったのか、
「今日は、シちゃダメでしょ。」
って。
でも
もう俺止まんないよ。
何でダメなのか、なんてすぐに
分かったけど、聞いてみた。
そうしたらやっぱり、
「2人ともいるんだよ?」って。
分かってるよ。そんなこと。
必死に止める和と一緒に
寝室へ入った。
鍵はかけられないけど…。
「和…。」
そっとベッドに和を下ろす。
さっきまではあんなに言ってた和も、
もう大人しくなってる。
それどころか、
「潤…」って。
触れるだけのキスは、
求めるごとに深くなっていく。
するするとシャツの裾から
手を伸ばして、きめ細かい肌に触れる。
それだけでも、
「…んっ、ぁっ。」
小さく、熱い吐息をもらす和に
めまいがした。
手の甲で口元を押さえて、
だけど、ずっと俺のほうを見てる。
我慢出来ないのは、さっきからだけど、
また余裕がなくなる。
和に煽られてく。
「あっ、あっ、ああっ。
ね、潤っ。」
「んー?」
「声、出ちゃっ、ひゃぁっ。」
「いい、よっ。」
「よくなっ。
だって、大野さんと相葉さんー…」
「もう俺のことだけ見ろよ。」
もっと和が欲しくて、
奥だけを狙って突く。
快感を逃そうと、反り上がる背中のライン。
堪らないほどゾクゾクする。