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DAYS

第25章 with YOU M×N








ここじゃダメっていくら言ったって、
止まらなくて。

ぽんぽんと服を脱がされちゃって。


気が付けば、何にも纏っていない
生まれたままの姿の俺。

だけど、潤は服を着たままで。

それがまた余計に恥ずかしくて。



「和、寒くない?」
「寒いよ…。」
「やっぱりベッド行く?」


「初めからそうしてよね。」

そう言いたい気持ちもあったけど…。


でもね、俺もう止まれない。



「嫌だ。もう潤が欲しいよ。」


廊下の真ん中で何言ってんだって
感じだけど…。

でも欲しいんだもん。


3月だけど、まだまだ寒いし
廊下なんて特に寒いけど。

だけど、そんなの気にならないくらい
潤が欲しい。



「せめてローション取ってくる。」
「それならもう寝室に行けばいいじゃん。」
「じゃあやっぱり寝室にー…」

「でも待てないって言ったの潤じゃん。
俺ももう我慢出来ないの。

ここ最近、潤の隣に
大野さんか相葉さんがいたから…。
寂しかった。
俺の潤なのに…って。

でもそんなの言えないから、
ちゃんと我慢したもん。」



そうだよ。

ここ何日か、本当に寂しかった。


仕方ないって分かってたけど…。

同じ空間にいるのに、
触れない。
2人っきりでゆっくり出来ない。


だけど、そんなことを言ったら
困っちゃうから。

大野さんとか相葉さんだけじゃなくて
潤も。


でも、もう我慢しなくていいでしょ?



「だから、お願い。
もう欲しい…。」
「止まんないよ?」
「いいから。」
「でもローションは…」
「慣らさなくていいから。
もう挿れて?」


考えるだけで、体の奥が
熱くなってくる。

うずく体を自分ではもう
鎮められなくて。



「でも和が痛いのは嫌だから…。

ちょっとごめんね。」


そう謝るから何をするかと思ったら、

俺の膝をぐいっと曲げた。


と思ったら、

俺の蕾を撫でる赤い舌。



「ひゃぁあっ!

やだやだやだ。潤、汚いから!」
「汚くないから。」
「や、やだぁ…っ、あっ。」

「欲しいんでしょ?俺のこと。」



不敵な笑みに、ゾクッとした。

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