DAYS
第25章 with YOU M×N
廊下に響く、卑猥な音。
「も、やだぁ…。」
潤がやっとソコから離れた時には、
すっかり体に力が入らなくなってて。
くてっと体を床に預ける。
さっきまであんなにひんやり感じた空気が、
今はちょうどいい。
それどころか、少し暑いくらいで。
「だいぶ解けたと思うけど…。」
そういいながら、中に指を入れて
ゆっくりと動かしてる。
「ぁ…っ。
も、いいから。ね、ちょうだ…いっ。」
「…なるべく優しくするから。」
潤も俺がほしい?
潤も余裕がなさそうに、
はぁっと1つ息を吐いた。
その表情が何だかすごく
嬉しくて。
早く俺がほしいって、
言われてる気がして。
中の指が、くちゅっという音をたてて
出ていく。
潤が俺の脚の間に素早く入り込んでくる。
ちゅっと軽くキスをすると、
「痛かったら、すぐに言うんだよ?」
「ん…。大丈夫だから。
も、欲しい…。」
圧迫感を伴って、
ゆっくりと潤のモノが入ってくる。
「ゔぁ…っ、はっ、ぁ。」
「和、ちゃんと息して。」
俺のことを気遣ってくれてる潤は、
ゆっくりゆっくりと奥へ進んでる。
潤の額から汗がポタっと落ちる。
まゆをきゅっと寄せて、
ふぅーっと息を吐いてる。
ごめんね、潤。
潤もきついよね。
自分でも分かるくらい、潤のモノを
締め付けてる。
だけど潤は、
「そんなの気にしなくていいから。
ほら。こっちに集中して。」
そういうと、少し萎えかかった俺のモノを
大きく手でスライドさせた。
「あ、や、あっ。」
「…っ、そうそう。
それでいいから。」
急な刺激で背中を仰け反ったせいで、
一気に奥まで入ってきた潤のモノ。
「あ、はぁーっはぁーっ、あっ。
じゅんっ。」
どれだけ体が欲しがっていたって、
やっぱり苦しくて。
それを分かってるのか、潤は
ただじっと待っててくれた。
その優しさも、だんだん焦れったく
なってくるころ。
体がもっと求めてる。
「潤。…キテ。」
分かったこと。
タカが外れた潤は、
手に負えないってこと。