DAYS
第4章 In Love With Love M×A
M side
見ててっていうと、
恥ずかしさからなのか潤ませてる瞳。
それでも、唇をきゅっと噛んで
こっちを見てる雅紀。
その姿は純真そのもので。
「雅紀。」
「ん?」
「キスして。」
って言うと、少し照れてから、
ちゅ…と軽いキスをくれた。
「…それだけ?」
自分でも意地悪な質問だって分かってる。
でも、恥ずかしがってる雅紀、可愛いからー
「やだ。」
「なんで?」
ほら、可愛い。
もうちょっと意地悪しちゃおうかなって
思ってた時、
「潤がして。」
ー…へ?
「潤がキスしてくれなきゃ、やだ。」
…鼻血でたかと思った。
今日の雅紀、可愛いすぎない?
いや、いつも可愛い。いつも可愛いんだけど、
今日はその何割増で可愛い。
なんとか気持ちを落ち着けて、
ゆっくりと唇を重ねる。
少し開いた口の隙間から舌を滑り込ませると、
「んんっ、ふぅ…っはぁ、ふぁっ。」
さっきよりも甘い声が、
俺の耳を擽る。
部屋の中に響くのは、水音と熱い吐息だけで。
そんな卑猥な音も、
雅紀のすこし紅く上気した頬も、
全部、全部、全部…。
こんな雅紀を見たら、我慢なんて
出来る訳なくて。
「はい。脱ごっか。」
雅紀の身に付けている物を
スポーンと脱がして、一糸纏わぬ姿になる雅紀。
「え、ぅわっ。」
「雅紀…。」
華奢で、綺麗な雅紀の体中に
キスを落としていく。
だんだんと上がっていく雅紀の呼吸。
その中心はもう立ち上がってて。
待っててくれたんだ、期待してくれたんだ
って、嬉しくなる。
「雅紀。ここ、何もしてないのにこんなに
なってるよ?
濡れてるね。」
「あっ、あぁ。んぅ。だって…。
も…欲しいからぁ…あっん。」
いつだって、俺の予想の何倍も上をいく
答えを返す雅紀。
もー…。可愛い。
だから。…乱れた雅紀、見せてほしいな。
雅紀の中心から出る先走りが、蕾まで
垂れ流れていて。
その様はすごい…エロくて。
蕾を指でつーっとなぞると、
腰をびくっと浮かせてる。
「も、いいからっ。」
「ん?」
「も、…。挿れっ、て?」