DAYS
第4章 In Love With Love M×A
「…え?」
「も、我慢出来ない…からぁ。
体のね、奥が…っ熱い…。」
訂正。
何割増どころじゃない。
何十倍も、何千倍も可愛い。
素直を通り越して、
これじゃあ小悪魔にしか見えないって…。
俺の理性を軽々と超えてくる。
「でも、ちゃんと解かさないと。」
そう言って、蕾に指を挿れようとすると
「やっ。も、すぐイッちゃ…からっ。」
「そんなの気にしないで。」
「やだ。
だって、結婚初夜なんだもん…。
一緒に、イきた…うぁ、んん。」
ツッコミどころはたくさんあるけど、
破壊力がやばい。
時折少し掠れた声で喘ぎながら、
必死に言葉を紡ぐ姿は、
愛おしくて、
可愛いくて、
エロくて、
綺麗で。
でも初夜ではないような…。
「でも、後で辛くなるから。
ちょっとだけ解かそうね。」
指をゆっくりと蕾へと沈めていく。
「あ、やだ。あっ、あぁ。」
嫌々と首を横に振り続ける雅紀。
いつもよりも手短にその行為を終えて、
指をゆっくりと抜く。
「も、ちょだい。」
「辛いかもしれないけど、ごめんね。」
「大丈夫。」
その言葉に覚悟を決めて、
雅紀の膝の間に割って入ると、
俺のを中へとゆっくりと埋めていく。
「う…あっ。んんっゔぁ。」
苦しそうな表情を浮かべてる雅紀。
そりゃそうだろうな。
いつもはじっくり時間をかけて
解かしてたから。
ちょっとでも楽になってほしくて、
首筋にキスを落とす。
赤く尖った乳首に、誘われるように
吸い付くと、
「あっ…あっ、ああっ。」
さっきよりも甘い声。
もっと気持ちよくなってね?
全部を中に収めると、
雅紀の中は激しく収縮を繰り返していて
俺を包んで離さない。
そんな中の蠢きに耐えつつ、
もうちょっと動いても大丈夫かな?
奥をめがけて、ゆっくりと正確に
突き上げた時、
「あっ!?
ああっ。あっ、やっ。んんんっ。」
雅紀のイイトコロに当たったみたいで、
組み敷いてた俺の首を引っ張ると、
ぎゅーーっと俺にしがみついてきた。