無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

「あっ、あっ。」


静かな部屋に、お互いの体が
ぶつかり合う音と、翔の甘い声が響く。


「ご主人、さまっ。

ナカの、取ってぇっ。」
「ナカのって…。

あぁ。コレのこと？」


自分のモノの先端で、
入れたままのローターを翔の
イイところへ押し付けると


「…ひぁぁっ。」


ビクビクと体を反り返す。


「…ぁ、あっ。」
「あ…。翔…。」


ナカは俺のモノから搾り取るように
蠢いてるのに、翔のモノからは
何も出ていない。


「や、なにぃっ。これ、ぁぁっ。」
「翔、空イキ出来るようになったね。

スケベな体だなぁ。」
「も、やだぁぁっ。」


体で受け止めきれない快感を
のがそうと必死に逃げようとする。

だけど、そこを押さえつけて
さらに奥へと推し進めると、


「あっ、あっ…あぁぁっ。」


また出せずに翔はイった。



力がまったく入らなくなってる翔を
抱き起こして、向かい合って座る。

さらに奥へと進んだようで、


「ぁ…。おくぅ…きたぁ…。」


小さい声でそう漏らす。

耳元でそんな声が聞こえてきて、
もう我慢なんてとっくに出来てないけど、
もっと堪らなくなった。


「ぁ…さとしくん、さとしく…。
ひっ、ぁぁっ。」


何度も何度も、俺の名前を呼ぶ。

飛びっきり色っぽく、甘い声で。


ご主人様、なんて言われるよりも
何倍も興奮した。


「もっと…、もっと…。」


体に力が入らないくせして、
そんなことを言って俺を煽る。


ずるいな。

結局、翔にはずっと叶わないんだ。