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DAYS

第5章 Because I love You S×N




玄関のドアが閉まるとすぐに、
和を抱えあげて、寝室へと直行する。


「え?ちょ、やだ。」
「ごめん。我慢できない。」

俺の腕の中で暴れてる和。


「俺、朝からシャワー浴びてないからー」
「そんなの気にしないでいいから。」
「俺が恥ずかしいからぁ…。」


今にも泣きそうな声で、和が言う。
でも、それ余計に煽ってるよ?

寝室に着くと、ベッドに和を下ろす。

数の目は潤んでいて。
それがますます俺を昂らせて。


結局そうだ。
全部和の手の中で転がされてるんだ。


何も纏うことのない姿で、どちらともなく
抱きしめ合うと、
目を見つめたままキスをする。
そのキスは刺激的で、官能的だった。
どんな言葉よりも、ずっとずっと
気持ちが届いていく。


「しょ、さんっ、あっあああっ。」

和の体が弓なりに反れて、中がぐっと
閉まる。

「…っ。ふぅ…。中、すごいね。」
「やぁぁ。あ、まだ動いちゃっ。んあっ。」

我慢なんて出来なかった。

さっきよりも中は俺を包み込む。
しなる体は踊っているようで。

誘っているようで、誘われてて。
翻弄してるようで、翻弄されてて。

結局敵わないんだ。


「ああ、あっ。ふぁぁ。んんっ。…っ!」

和が声を上げることも出来ず、達した。

イキそうになるのを何とか堪える。
まだだ。
もっと、和が欲しくて。

和が俺にしがみついていたけど、
力が入らなくなったのかふらっと
後ろに倒れそうになるのを、

「っと。」
「も、ダメぇ、あっ。んんんっ。」
「俺も、もう無理だから、っ。
これで最後ね。」

和のイイトコロを狙って、奥まで
突き上げる。

俺にしがみついて体を震わせてる
和が、どうしようもなく愛しくて。

「和…。愛してるよ…っ。」

耳元で囁くと、

「あ、ずるぃっ。も、ダメ、やっ

ああっ。俺も…っ、あ…してるっ。
んんんっ。あ…っ。」
「…んん。」

愛してる。
その言葉を聞いて、嬉しくて。
気を抜いたら和の中に持っていかれて、
二人で熱を吐き出した。

「やりすぎた…。」

和が気を失ってる。
俺の胸が上下するのに合わせて、和の
体も動いてる。

…幸せだな。

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