テキストサイズ

DAYS

第1章 日常 N×A


A side

もー、ほんとに恥ずかしい。
開放された両手で顔を覆う。

「まーさき?」
「だって、恥ずかしいからぁ・・・。」
「じゃあ・・・もうキスできないじゃん。」

寂しそうな和の声。

指の隙間からそっと覗くと、
やっぱり悲しそうな目をこっちに向けてる。

あー、またやっちゃった。
そんな顔ばっかりさせちゃってごめんね。

恥ずかしいのを我慢して、
手をそっと外して、体を起こすと、

「え、ちょ、まさっ・・・ん。」
「ふっ、・・・んふっ、んっんっ。」

自分からキスをした。

和が少し口を開けたのを見逃さずに、
舌を差し込むと、

「あ、まさ、ふっ・・・。」
「んっ、あっ・・・あ・・・ふっ。」

ちゅっ・・・と音を立てて唇を離すと、
二人の間に銀の糸が伸びる。

「もー・・・雅紀はほんっとに・・・。」
「・・・ダメだった?」

和の目を、じっと見つめる。
いつも和がしてくれるみたいに。

「そんな顔して・・・知らないよ?」
「そんな顔って、んっ、ふぁ・・・。」

和からの荒々しく、深いキスを受け、
体がまた熱くなる。

「雅紀?さっき出したのに、まだ足りないの?」

気がつけば俺のモノは半勃ちで、

「やっ・・・だってぇ。」

顔がバッと熱くなる。

「そんなに期待されてたら・・・ね?」

そういうと和の指が、腰のラインを撫でるように
滑って、下へ下へと降りてくる。

そして、その指が蕾へと触れると、

「ぁ・・・んっ。」

体が跳ねる。
ぐっとまわりを解かすように押される。

そしてゆっくりと、一本の指が中へと
入ってくる。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ