
DAYS
第35章 ホント S×O
下に身につけているものは全て脱がせた。
上も脱がせようかと迷ったけれど、
「ほら。ちゃんと持ってて。」
「え?やだ、無理だよ…。」
「早く持って。」
シャツを捲りあげて、自分で持たせてみる。
すると、やっぱり思ってた通りだ。
さっきよりも赤くなる頬。
甘くなる吐息。
さらに敏感になっていく体。
「ね、智くん。興奮してるでしょ?」
ふぅっと息を耳の穴へ吹きかければ、
「ひゃっ。」
面白いくらいに跳ねる体。
「智くんってさ…。」
「やだ、そこで喋っちゃやぁっ。」
「こんなとこでも興奮するんだね。
俺、知らなかった。」
「知らない!してないもん!」
睨んでるつもりなんだろうけどさ、
むしろ可愛いだけだし。
それとも、わざとなの?
涙目なんかで訴えられても、
全然説得力なんてないのに。
「こっちもこんなに濡れてるのにね…。
おかしいな…。」
智くんの体の中心で、大きな存在感を
しめすソイツに直接触れると、
「あ、ああっ!」
それだけで智くんはイってしまった。
もちろん俺も驚いた。
ここまで媚薬が凄いものだとは
思ってもみなかったんだから。
ちょっと握ってなぞっただけだったのに。
でも、俺以上に驚いてるのは
智くんの方。
「え、嘘、何で、ぁっ、はぁっ。」
自分の体で起こったことが、
まだうまく理解出来ていないらしい。
いいよ、何も考えないでも。
ただ俺を感じで。
もっと乱れて。
換気扇が小さくカタカタと動く
小さなトイレは、暑い。
