DAYS
第6章 三回目の愛図 M×O
M side
「もっとちょうだい。」
俺を誘うような、その深い瞳が
どんどん俺を引きずり込んでいく。
何度もキスを仕掛けてくる智は、
どこまでも色っぽくて、その罠に
陥れられていきそうになる。
「潤。」
頭の隅の方で、理性が崩れ落ちる
音がした。
こんな智を目の前にして、我慢なんて…
「煽ったの、智だからな。
もう止まんないから。」
挑発的な智の目が、俺を縛ってる。
「ん…っ。ふ、ふぁっ。」
こじ開けるようにして、舌を滑り込ませ
智の口の中を貪るように味わう。
口の端から零れた涎が、首筋に流れて
光っている。
その光景が俺をどんどん昂らせて、
鼓動を加速させていく。
「ふぅ。ふっ、はっんんぁ。」
「…っふ。…もう降参?」
「んんっ、はぁ。やだ。
もっと。」
ドキッとした。
普段からは考えられないような色気。
妖艶な雰囲気にのみ込まれる。
微かに残っていた理性までも
吹き飛ばされる。
紅くなっている智の首筋にキスを
落とすと、びくっと体が跳ねて、
「あっ…。」
その声も表情も、
「やばいっ…。」
「んんぅ。はぁっ、ふぁ。」
さっきまで強気だった智が、
押されてきてて、それがまた俺を煽って。
可愛いくて、可愛いくて仕方がない。
大事にしなきゃ。って思ってるのに、
それとは裏腹に、めちゃくちゃに
抱きたいってそう思う自分がいて。
シャツを上までぐっと捲りあげると
小さく主張してる乳首に触れる。
「あ、んん。」
体を捩りながら、少しの刺激にも
必死で耐えてる。
するっと下着の中に手を滑りこませると
さっきよりもさらに体を震わせて、
体中を紅くさせる。
「感じてくれてたんだ。」
「…っっ。んんぁ。そんなこと、
言わなっでいい、からぁ。っ。」
先走りで濡れた指を、そっと蕾に
塗りつけると
「あ…ん。そこ、恥ずかしっ。」
「うんうん。ちょっと我慢してて。」
「あ、あ、ゔぅ。」
ゆっくりと指を中に沈めていくと、
智の苦しそうな声が聞こえてくる。
「ちゃんと息吐いて。」
「無理…っ。あっ。
ん、あっ。…あ!?あ、あ。ソコっ。」
ココ…?