テキストサイズ

DAYS

第6章 三回目の愛図 M×O



もう一度、ソコを擦るように撫でれば


「あっ。あ、んん。変に、なっちゃ。」
「変になって。」


二本目の指を挿れても、特に痛がるような
様子はなくてとりあえずほっとする。


ゆっくりと抜き差しするだけだった動作を、
中を拡げていくような動作に変えれば
さっきとは違う圧迫感があるのか、

「じゅんっ。」

って、俺に抱きついてくる智。
頼ってくれてるんだ、って嬉しくなる。




三本の指がスムーズに出し入れ出来るように
なった頃には、中はとろとろに蕩けてて。

「あああっ。や、またイッちゃ、あ、…っ。」


智が二度目の欲を吐き出した。

ゆっくりと中から指を抜くと、

「んぅ。」


智が声を上げて、指を抜かれた蕾は
ヒクヒクとモノを探して蠢いてる。


「智。もう、挿れてもいい?」

俺の目を見て、一度だけこくりと頷づいた。


素早くコンドームを付けると、
そっと智の蕾に自分のモノを当てがった。

数回擦り付けると、ぴちゃ…って水音が
聞こえてきて、蕾がますます
俺を呑みこもうと動いている。

聴覚からも視覚からも煽られる。


「いくよ…。」
「ゔぁ。んんっ。あぁ。」
「わ…きつっ。」


歯を食いしばって、持っていかれそうに
なるのを何とか耐えた。


あれだけ解かしたのに、中は想像してた
よりもずっときつく俺を締め付けてて。
気を抜けば食いちぎられそうで。

智を見ると、

「んんん。ゔんっ。はぁ、んっ。」

苦痛な表情を浮かべていて。

そうだよな。
受け入れる智のほうが、何倍も大変だよな。


智が落ち着くまで、じっと動かずに
智の背中をさする。

「智。」


少しでも息の詰まるような圧迫感が少しでも
楽になって欲しくて、
軽いキスをいくつも落とす。


「じゅ、ごめん、ね?
辛いでしょ?」


荒い呼吸を繰り返しながらも、必死に
言葉を紡ぐ智は健気で、可愛くて、
それでいて綺麗で。


「そんなこと気にしないでいいから。」
「気持ちよく、ない…っあ、よね?」
「そんなのいいの。
こうやって一緒になってるってことだけで
幸せだから。心配なんかしないで。



もっと気持ちよく、させてあげるから。」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ