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DAYS

第35章 ホント S×O





「ごめん。」


泣きじゃくる智くんに、
かける言葉はそれしか見当たらなくて。

ただ謝った。


「嫌いになったわけじゃない。

…智くんって、Mなんじゃないかと
思って、意地悪しようと思ってたら
いつの間にか…。」
「意味わかんない…。」


それを言われてしまえばおしまいだ。


「でも、感じてなかった?」
「もう翔くんのバカああああ!

ひどいよ…。」


こんな時に不謹慎だと思う。

でも俺のムスコは鎮まらない。

泣いている智くんが美しいから…。
あまりに綺麗だから。


「ごめん…。」
「え、あ、あああっ!」


我慢出来なくなって、
下から智くんの蕾に自身を挿入して
突き上げた。


「も、最低…っぁ。」
「ごめんね。」
「じゃあやめてよ…、ね。」
「それは無理。」
「もう訳わかんない…。」


泣いてる割に、中は締まってて。

まとわりついては俺を離そうとはしない。


「ごめん…ね?」
「ね?じゃないぃ…っ。
そんなのしても、可愛くないっ。」


きゅっと唇を噛んで耐える智くんが
可愛くて、愛おしくて。

イイところを狙って腰を送る。


「も、無理ぃ…。」
「俺も無理っ。」


智くんのモノを締め付けてたリングを
外せば、智くんは背中をそらせて
俺に倒れてきた。

中の締め付けにはやっぱり耐えられなくて、
俺もイってしまった。


「意識、飛ばしちゃった…。」


スヤスヤと眠る智くんをずっと見て
いたかったけど、眠気には勝てない。

明日、1日謝らないとと思いながら
俺も眠りについた。

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