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DAYS

第6章 三回目の愛図 M×O



イイところに当たるように、
腰をゆっくりと上下に動かすと


「あっ。んんぅ。ふぁ。」

湿気を帯びてきて、だんだんと色気が
増してくる智の声。

高くて甘い声と、荒い息遣いと、
繋がった部分からの水音が部屋中に
響いていて俺の脳を支配する。


「あっ、あっ。…っぁ。」
「気持ちいい…?」


動きを止めずに聞くと、


「んぅー。んっ、あっあっ。

気持ち…、よ?」


濡れた瞳が、紅く染まった頬が、
熱い吐息を吐く唇が、
浮き出てる色っぽい鎖骨が、
ぴんと硬くなった乳首が、
体の中心で主張してるソレが、


全部俺だけのモノなんだ。

涙を溜めた目で、
「気持ちいい。」
って言われてもさ。

智、無理してるでしょ?
変なところ我慢強いから。
そりゃー、俺のほうが年下だし、
頼りないのは分かるけどさ、

俺、頑張っちゃうよ?


抜けないように気を付けながら、
挿いったまま智の上半身を
くるっと回転させると、うつ伏せにさせて
四つん這いにさせた。


「え、あ。これ恥ずかしっ。」
「気のせい。

すごい綺麗だね。」

肩甲骨が浮き出た、その美しい背中に
ちゅっと口づければびくっと体がしなる。


それを続けながら、腰の動作を再開すると


「あ。んんんっ、は、あっ。」

さっきよりも中が締まってる。


「智、こっちのほうが好きなんだ。

中、俺のを締め付けてるよ。」
「あぁっ。やっ、あ、ああ、んっ。やだぁ。」


下から抉るように中を突き上げれば、


「ああああっ。も、あ、あぁっ。」


上半身を支えていた腕の力が
がくんと抜けて、ベッドに上半身が
沈み込んでる。

「お尻だけこっちに出して…。
なかなかの眺めだね、これは。」


そんなことを言えば、中がさらに締まる。


「あ、あ、んんんっ。」
「智、イきたい?」


尋ねてやれば、
体を捻って顔をこちらに向けて、
必死に頭を上下させてる。


それ、反則だわ。

その姿は可愛さの中にも色気が漂っていて、
きゅんとさせられた。

先走りで濡れた智のソコをゆっくりと
緩く手で扱くと、
びくんびくんと面白いくらいに体が跳ねる。

「最後は顔見てたい。」


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