無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

体をもう一度仰向けにして、
智の顔を覗くと恍惚の表情を浮かべている。


「綺麗…。」

はぁはぁと息を漏らす智にゆっくりと
唇を重ねる。


「ん、ふ、あっ。ふぁ。」

唇を離すと、銀の糸が伸びる。


「一緒にイこっか。」

小さくこくんと頷いて、俺の首にぎゅっと
抱きついてくる。


ゆっくりと挿入すると、そこはすごく
うねっていて。纏わりつくように吸い付く。
さっきよりは入りやすくなってるけど、
やっぱり最初はきつくて。


だんだんと抽送を速くすると、


「あ、あ、あ、んんぁっ。ふぅっ。」


素直に反応してくれる智が愛おしくて。


「も、ダメ、ダメ、あっあっ。」
「俺も…っ、限界っ。」

どんどんきつくなる締め付けに耐えながら
深くを求めて、奥を突く。


立ち上がった乳首を甘噛みしながら、
左手でソコを握って上下すると


「あっ。も、訳分かんっ、なく、
なっちゃうっ、からぁあっ。あっ。」
「もっと乱れて。」


なんて余裕持ってるフリをしてるけど、
余裕なんて微塵もなくて。

気を抜けばすぐにイッてしまいそうになる。
それでも、俺が智を気持ちよくしたいから。


ラストスパートかと言わんばかりに、
さっきよりもずっと激しく腰を振る。
智の体ががくがくと揺れて、しがみついてる
だけで、限界みたいだった。


「も、あっ、ああ、イくっ、あ、あ、

ああっ。ふぁぁ、あっあっああ…っ。」


一足先に智が自分の腹に吐き出してる。

びくびくと体が跳ねるのに合わせて、
中がぎゅきゅっと締まって。

そのまま数回突き上げると、

「ああああっ。やぁぁ、ダメっ。ああ。」
「…俺も、ごめんっ。」


そのまま智の中で果てた。

智の中は、一滴も逃さないというくらいに
俺のモノから全てを絞りとる。


ゆっくりと俺のモノを中から抜いた。

「んんぅ。」

智の声が聞こえて、反応してきそうに
なるけどそこは理性で抑え込んだ。



智のほうを見たら、

「腰、痛い…。」
「やっぱり痛む？」
「うん…。でも、幸せだからいいよ。」



いつもみたいなふにゃってした、
柔らかい笑顔で俺のほうを見つめてくる。
堪らずぎゅっと抱きしめた。