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僕達の日常

第3章 ~慣れ始めた高校生活~

どうしよう…。

中学時代は、いつも冬美ちゃんと夏樹君が守ってくれたけど、2人は部活中でいないし…秋葉君も隣のゲーセンだし……。

「ねえ、なに怯えてるのよ?」

「傷つくわ~」

私は、後ろに数歩下がるけど2人も歩を止めない。

「なに逃げてんだよ」

「まぁ、いいや
うちら、金欠だから金貸してくれたら黙って見逃してやるよ」

2人は、私の近くまで来ると立ち止まった。

「なぁ、良いだろう?」

「うちら、友達だよね?」

チラッと、後ろを見ると運が悪いことにBLコーナーでは、私達3人しかいない。

レジの店員達は、誰もこっちの様子には気づいてない状態だった。

助けて……秋葉君ッ…。

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