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僕達の日常

第3章 ~慣れ始めた高校生活~

女子2人組に対して、怒りと憎しみを浴びせてるだけだった。

「なっ、なんでアンタにそこまで言われないといけないのよ!?」

「第一、アンタには関係ないじゃんか!」

「確かに、僕は関係ないよ
だけどさ」

秋葉君は、私から手を離して再び2人に近づく。

「大切な友達が怯えて困ってるのに、ほっとけるほどお前らみたいな、最低最悪な人間じゃないんだよ!」

「なッ…。」

「んだとッ…。」

女子2人組の表情は、かなりイラついていた。

「じゃあ、そういうことで
店出る時には、気をつけろよ」

秋葉君は、私のそばまで戻って来ると私の腕を掴んで、3階へ続く階段の方へ向かった。

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