テキストサイズ

僕達の日常

第3章 ~慣れ始めた高校生活~

-女子1視点-

「なんなんだよ、アイツ!」

「桃園の彼氏のつもりかよ!」

私達は、イライラしながら出口まで歩いた。

「えっ!?」

「なにっ!?」

出口を出ると、防犯ブザーが鳴って1人の男の店員がやって来る。

「お客様、すみません
ちょっと、お荷物の中を調べさせてもらえますでしょうか?」

「何も盗んでねえぞ」

「調べたければ調べろよ」

私達は、鞄を男の店員に渡す。

男の店員は、私達の鞄の中を見ると険しい表情をする。

「おい、ちょっとこっち来て」

すると、近くを通りかかった違う男の店員に声をかけ、その男の店員も私達の鞄の中を見て険しい表情を浮かべる。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ