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僕達の日常

第4章 ~冬美の剣道術~

桃谷商店街でのひったくり犯や事件、電車での痴漢などの解決に貢献してるせいで、2人はかなり有名になっているんだ。

それが、不良の先輩方には面白くなかったんだろう。

「調子こいてるようだから、2人共シメてやろうと思ってたんだが」

「白雪1人なら、シメるよりも俺達の肉奴隷にでもなってもらおうか」

「女1人相手に、卑猥な考えしか出来ないんだな」

冬美さんは、弁当箱などを床に置いて風呂敷をほどくと、竹刀を構える。

「秋葉は、下がってて」

「冬美さん、大丈夫なの…?」

相手は、15人もいるのに…。

よく見ると、2年生の不良の先輩方も何人かいた。

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