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僕達の日常

第4章 ~冬美の剣道術~

夏樹君なら、余裕でいけるんだろうけど冬美さんも、剣道でかなり強くても女子だからキツいんじゃ…。

そんな僕の心配がわかったのか、冬美さんは笑顔をむけてくる。

「秋葉、大丈夫だ
あんな下劣共に私は負けないさ」

冬美さんは、少し前へ出る。

「てめえ、生意気なんだよ!!」

先ずは、2年生の先輩方5人が冬美さんに向かって駆け出す。

「たった5人か
ナメられたものだな」

冬美さんは、竹刀を構えながら電光石火の如く、光速移動で5人の2年生の先輩方の間を通り抜ける。

「なッ!?」

「凄い…。」

3年生の先輩方はもちろん、僕も驚愕していた。

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