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僕達の日常

第5章 ~無期停学の逆恨みと動き出す不穏~

「おい、やべえよ…。」

「逃げるぞ!!」

「おう!」

警官達の姿を見て、倒れてる仲間達を見捨てて、逃げ出す残りの先輩方。

「こらぁ、待ちなさい!!」

「逃げるんじゃない!!」

数台のパトカーが、逃走する先輩方を追いかけて、残りの数台のパトカーと自転車に乗ってる警官達は、俺達の近くに来る。

俺は、警官達に事情を説明して救急車を呼んでもらった。

◇大阪病院4階・404号室◇

-夏樹視点-

「秋葉…。」

病院に搬送されたあと、治療を受けた秋葉は病室で眠っている。

「青島、あまり自分を責めるな
何も、お前のせいじゃないだろ」

俺の連絡を受け、事情を知って駆けつけた安室先生が、優しく慰めてくれる。

「先生の言うとおりよ…。
夏樹君、別に私も秋葉も誰もあなたを責めるつもりはないわ…。」

安室先生の連絡を受け、事情を知って駆けつけた秋葉のお母さんも、優しく俺を慰めてくれる。

「ッ…。」

秋葉、本当にゴメンな…。

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