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Decalogue

第3章 淫猥なあやつり人形

白い朝を迎えるまで腕の中で眠る優花の髪を優しく撫でていだが、真聖は優花の寝姿にまた欲情してしまい
「優花?」
優花の肩を揺すり
「ほら、起きろよ」
「…ん」
寝ぼけ眼の優花の額に口づけた。
「シャワー浴びるだろ?洗ってやるから」
「…うん」
優花の髪を撫でて側から離れると真聖はバスルームに向かい、バスタブに湯を張った。
開いたドアからシャワーの音が聞こえる。
「優花っ」
寝ぼけ眼で真聖の大きな声に従う。
バスルームの前で長いチェーンに繋がれた重い足枷が外されると優花の脚は開放され、自由を手に入れる。
真聖が満たした愛液が脚を伝い、優花の体の奥が締め付けられる。
優花がバスルームの椅子に大人しく座ると真聖はシャワーをかけて髪を洗っていく。
「愛してるよ」
耳元で甘く囁き優花の背中を抱きしめると、泡にまみれた大きな掌と長い指先で身体を味わうように洗う。
真聖は優花の敏感になっている肌を指先で虐めると、その度優花の体は小さく跳ねる。

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