テキストサイズ

Decalogue

第1章 好奇心から始まった

少女にあの人と呼ばれる男の名は、真聖(まなと)。
鍛えられた肉体美に高い身長。
真聖に大人しく従う少女の名は、優花(ゆな)。
長い黒髪に華奢な体。
幼顔に不釣り合いな大きな胸。
ふたりは血の繋がりのない義兄妹。
年齢はひと回り以上も離れている。
あの日まで優花はごく普通の女子高生だった。
真聖がその全てを奪い、壊した。
優花がこの部屋で暮らすようになって数ヶ月。
何度も真聖の手から逃げようとする優花を許さず、ベッドに縛り付け、部屋に閉じ込めた。
優花はいつの間にか感覚が麻痺し、抵抗する事を投げ出し、諦めてしまった。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ