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Decalogue

第4章 交接する心とからだ

真聖はサイドテーブルから取り出した玩具の鞭をベッドに忍ばせた。
優花がベッドに戻ってくると
「ほら、隣においで」
「…うん」
真聖の腕枕に体を委ねた。
優花の髪を優しく撫でながら
「怒ってごめんな。でも優花が悪いんだぞ」
「…ごめん…なさい」
優花が真聖の体に腕をまわして胸に体を預けると、真聖はこたえるように抱きしめた。
「優花は可愛いな」
微笑むと、優花の額にくちづけた。
真聖が尻尾を悪戯に揺らすと
「…あっ…ん…っ」
「気持ちいいのか?」
「ちが…う…っ」
頬を赤く染める優花にまた欲情して
「上においで。また気持ちよくしてやるから」
真聖を見上げて
「…また…するの?」
「嫌なのか?」
「…ううん」
真聖の体に跨ると熱い肉棒が優花の濡れたままのひだに触れて
「…あっ…ん」
「優花の体は欲しいって言ってるだろ?こんなに濡らして…」
「…うん…っ」
擦り付ける度、優花の愛液が絡みつく。
「ほら、優花の思うとおりに動いてみて」
「…うん」
優花は自ら割れ目を広げると熱い肉棒をゆっくり挿れていく。
「きつい…凄い締まる」
「はぁ…あん…奥まで…当たってる…の…んっ」
「もっと気持ちよくなりたいだろ?ほら、もっと腰を振って」
真聖に言われるまま腰を振ると体が仰け反り
「んっ…あん…凄い…の…っ…気持ちい…い…奥まで…お兄ちゃ…ん…で…いっぱいな…の…はぁ…ん…もっと…突いて」
真聖は微笑んで、優花の胸の先端をつまみながら膨らみを揉みしだく。
「優花はいやらしい子だな。こんなに欲しがって…望みどおりいかしてやるよ」
優花の腰を掴んで激しく貫く。
「…あん…んっ…はぁ…ん…んっ…あっ…ん…いっちゃ…う…いっちゃう…の…あんっ…ん」
力が抜けて真聖の胸に倒れ込んだ。
「もういったのか?仕方ないな…後でもっと気持ちよくしてやるからな」
「…うん」
隠してあった鞭を優花に見せると一瞬顔が歪み、直ぐに頬を赤く染めた。

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