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Decalogue

第2章 義兄妹の淫らな関係

目が覚めるとベッドから飛び起きて時計を見ると男の帰宅時間は過ぎていて、慌てて僕はレンズを覗いた。
僕の知らない内に何か起きてないかと不安と期待がよぎる。
いつの間にか灯った間接照明がベールの向こうの彼女と男のシルエットを映し出している。
彼女は男の髪を撫でながら上を向いていて、男は彼女の胸を揉みながら顔を埋めている。
重なる体に苛立ち、爪を噛んだ。

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