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君と別れるための5つの条件

第3章 一緒に寝る









この日、サンタさんは俺に最高のプレゼントをくれた







忙しかった昼も過ぎ、太陽はとうの昔に沈んだ頃、桃李はやっと閉店の準備を始めた
桃李の店は他と比べて遅くまで営業していることも売りなのだ




楽や他の従業員の人も今日は折角のクリスマスなので早めに帰ってもらったのだがやはり1人で片付けるのは少し大変だ
でも、俺が言ったんだからちゃんとしないと


桃李が1人準備に奮闘していると扉の方からカランカランと音がした



「すいません、まだ大丈夫ですか?」



「あっ、大丈夫ですよ」



そう言って振り返った先には端正な顔立ちをしたスーツ姿の男が立っていた



足長!細っ!
てか、めっちゃイケメンじゃん



これがその男のを初めて見た時の感想
この時はまさかこの人とあんな関係になるなんて思ってもいなかった







近くで見るとますますイケメン
俺の好みのど真ん中を射ている

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