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君と別れるための5つの条件

第3章 一緒に寝る

その辺のモデルとでは比べものにならないような端正な顔立ちについつい見とれてまう



「? 、私の顔に何か付いてますか?」



「あっ、すいません。ご注文決まりましたか?」



急に目があったのが恥ずかしくて、パッと目をそらす
恥ずかしさを誤魔化すために思わず注文を聞いてしまった



「じゃあ、これ下さい。」



「はい、かしこまりました」






「お待たせしました」


男の目の前に数品の料理を並べると、男は早速それを口へと運ぶ
フォークを口に運ぶ仕草さえ、その男がすると何か特別な行為のように思えてくる



鼓動がドクドクとはやくなる
緊張してるのかな
普段はこんなことないのに……










「おいしい!」







「そうですか⁉︎ 有難うございます‼︎ゆっくりして行ってくださいね」



よしっ!
心の中で大きくガッツポーズを作る
何だか他のお客さんに言われるより嬉しい気がした






「ごちそうさまでした」

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