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君と別れるための5つの条件

第4章 過去

「それは出来ない。てか、しない、したくない。俺は自由気ままなんです〜」



翔太も桃李の冷たい視線に負けずヘラヘラと言い返すと手を桃李の柔っこい髪に乗せワシャワシャと撫でる



「それに、下から睨まれても怖くないよ? むしろ可愛い。ね、小野田さん?」



「はい、可愛いですよ。村瀬さん」


桃李の顔がどんどん赤くなっていく
そんな桃李を見て楽はさらに強く頭を撫でる



「やめろ! 撫でるなよ。それに俺が小さいんじゃない! 2人がでかすぎるだけだよ!」




今日も3人だけの時間が緩やかに過ぎていく



桃李の心にモヤモヤを残したまま

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